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美容・美肌・ヘルスケア

正しい香水の付け方とマナー。

こんにちは、香水ソムリエのあっきーです。

 

今回は、正しい香水の付け方と、

香水をつけるにあたって気をつけなければならない事をお伝えします。

 

 

みなさんはどんな香水を使っていますか?

 

香水は賦香率(ふこうりつ)によって以下の4種類に分類されます。濃い方から、

・Parfum(P)

・Eau de Parfum(EDP)

・Eau de Toilette(EDT)

・Eau de Cologne(EDC)

 

よく用いられるのは、女性ならEDP、男性ならEDTでしょう。

 

賦香率が高いほど香りは優しく柔らかく、そして香りが長時間楽しめます。

しかし、実際のところはブランドや香水によって異なっているのが現実です。

 

あなたは、香水をつける時、どこにプッシュしますか?

あ!手首はNGですよ〜!!

 

正解は……。

 

EDC、EDT、EDPは下着のように、露出しない場所の肌に直接つけましょう。

香りは下から上に昇る性質があります。煙と一緒ですね。

 

私のおすすめは背中から腰にかけての”身体の後ろ側”です。

ふんわりと香りのヴェールに包まれるように香ります。

身体の前側につけると香りが鼻を直撃するため、

自他共に酔いやすく、あまりおすすめできません。

 

一方、Parfumはジュエリーのように目立つ場所につけましょう。

例えば、手首や耳の後ろなど、脈打つ所に少量を。

 

また、同じ香りのParfumeとEDPなどを併用するのもとても素敵です。

 

香水をつける量の考え方としては、

EDTとEDTは「面」で。

EDPは「線」で。

Parfumは「点」でつける事を意識すると良いと言われています。

 

また、手首に香水をつけた後にこすっている方を多くお見かけしますが、

それも、あまりおすすめしません。

 

「香りの粒子が潰れてしまう」という方がいらっしゃいますが、それは嘘です。笑

「摩擦によってトップノートが早く消えてしまう」から”もったいない”のです。

 

逆に、早くミドルに移行したい場合には、

こすることでトップノートを早く消すこともできます。

 

EDT、EDPは背中に2プッシュぐらいがちょうど良いです。

 

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続いて、香りのマナーについて。

 

まず、つけすぎは言わなくてもお分かりになると思いますが、

意外と忘れがちなのは、お食事のシーン。

 

イタリア料理などはスパイスが効いているので神経質になる必要はありませんが、

繊細な香りや味を楽しむ日本食に香水は絶対にNGです。

 

また、電車や映画館、劇場など、他人との距離が近い場合も控えた方が無難です。

 

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香りには人を慰めたり、癒したり、やる気や自信を引き出す効果があります。

 

香水を上手に使うことで、周囲から一目置かれる存在になりましょう。